英会話で頭が真っ白!あがり症防止策および対策

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作家の大江健三郎さんは、

どんなに大舞台でも”あがること”がないらしい。

 

アメリカで大江さんが講演するのを何度も聞いたが、
彼はちっともあがらない。

 

英語はそんなにうまいわけではなく、少しフランス語訛りが入る。

 

それはご本人もよくわかっている。

 

でもとても落ち着いて笑顔を絶やさず、ゆったりと話す。

 

もちろん聴衆もうなずきながら聞いている。

 

講演だけするのなら、まだ楽である。

 

用意しておいて練習すれば、なんとかなる部分もある。

 

大変なのは質疑応答である。

 

どういう質問をしてくるかまったくわからないし、
たいてい早口で質問される。

 

中には意地悪な人が必ずいるので、
とんでもないこと聞いてくる。

 

大江さんが見事なのは、そういう質疑応答を
実に余裕を持ってゆっくりとやる点である。

 

相手が言ってくることが、はっきり理解できなければそう言うし、
だいたいの質問にはすぐに的確な返事をする。

 

 

あがり症は日本人の宿命?

考えてみれば、日本人の国民的欠陥のひとつは、
”あがる”ことである。

 

とにかくあがる。

 

誰かよく知らない人と会うとあがる。

 

テストがあるとあがる。

 

日本人が今ひとつ世界で活躍できないのは、
このあがるという持病があるからではないだろうか。

 

逆にいえば、あがらないで物事をやることができれば、
日本人はもっと世界中で活躍できると思う。

 

それは、英会話でも同じこと。

 

もしあなたがあがらないで外国人と話すことができたなら、
自分でもびっくりするくらい話は通じるはずである。

 

 

愛知医科大学では、人はなぜあがるのか、
あがるとどういう状態になるかを研究しているらしい。

 

その研究によると、あがると交感神経が興奮し、
普段の心拍数が110くらいの人が150くらいに上昇する。

 

いわゆるドキドキするという状態である。

 

それと同時に脳の温度が普段の37度くらいから上昇し始める。

 

脳の温度が42度くらいまで上昇すると、
脳細胞が死滅し始めるので、これを防止するために、
放熱しようと血管が拡大し、顔面が赤くなり始める。

 

このときに熱を放出していると考えられるのだそうだ。

 

私の実感でも、あがると人間の脳は
普段とはまったく別のものになると感じる。

 

英会話でいえば、しっかり覚えていたはずの単語も文法も、
全部忘れてしまう。

 

そうして慌てて、
「あれは何て言うんだったっけ」と必死で探し回る。

 

それが空回りして、
もう相手が言っていることも耳にさえ入ってこない。

 

こうパニックが起こると、もうダメである。

 

頭の中は真っ白になり、
すべて記憶喪失と同じ結果になってしまう。

 

だが、ここにはひとつヒントがある。

 

日本人が成功する秘訣。
何をするのにもあがらないで、
普段の実力を発揮できる方法を自分のものにする。
英会話の場合、特にこれは大事である。

 

 

英会話のときのあがり防止策

では、どうやったらあがらないようになるのだろうか。

経験を積んだり、語彙を増やしたり、
ネイティブの発音に慣れるために繰り返して CD を聞く。

 

そうやって自信をつける。

 

こうした努力をして、あがらないようにする。

 

なぜなら、あがるということは、
自身の欠如と比例するからである。

 

 

それともう一つ、あがり防止策をお伝えする。

 

とても簡単なので、ぜひやってみてほしい。

 

それは、「自分の体の一部をつねる」こと。

 

男性ならズボンを履いているので、ポケットに手を入れて、
太ももの一部をつねってもいいだろう。

 

女性もあがりそうな状況になったら、
自然な形で体の一部を適当な力加減でつねる。

 

そうするとどうなるのか。

 

体の一部に痛みを感じさせると、意識はそこに集中する。

 

自信がないために意識が拡散して外部に向かっている状態から、
自分自身に向かって意識が戻ってくるのである。

 

英語では、自分を取り戻すことをcollect oneselfという。

 

「自分を集める」とは、実に感じが出ている。

 

あがるというのは、
自分がバラバラになってしまうことだという意識があるから、
「自分を集める」という表現が出てくるのである。

 

I could collect myself though I was very nervous before the speech.
「スピーチをする前に、
(あがってバラバラになっていた)自分を取り戻すことができた」

というわけである。

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カテゴリ:初級英会話 

管理人

profile

英会話力向上を目的とした
英語学習を、人生のライフスタイルの
一貫として研究している。
自らも年に数回、
海外へ出かけることで、
英会話力を向上させている。
趣味は海外旅行、外国人との
国際コミュニケーションなど。


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