日本人が英語を話せないことは余りにも当然のこと

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外国人の中で「日本人は英語が苦手だ」と指摘する人は、
たいてい日本人と他のアジア人を比べて
そう言っているようである。

 

例えば、欧米の人々がよく接する香港人や
シンガポールの人たちは、英語を公用語にし、
英語に接する機会が非常に多い場所で育った人たちである。

 

それはインド人にしても同じ。

 

こうした国々は、かつてイギリスの植民地だった場所であり、
今でも英語が第二の公用語になっている。

 

シンガポールの学校では、
全教科を英語で教えているのだから、
日本とは全く英語の立ち位置が異なる。

 

そういう人たちが、
生の英語に接する機会の少ない日本人より
英語をよく話すのは当然すぎるぐらい当然のことである。

 

なので、日本人が英語を話せないことで
コンプレックスを感じたり、
英語にアレルギーを感じたりする必要など全くない。

 

英語が話せないことで、
英語を話す外国人に対して引け目を感じる必要も全くない。

 

日本人の中には、第二次世界大戦の後遺症もあって、
そうした引け目を感じている人が決して少なくない。

 

そして、その引け目が裏返しになって
「日本人が英語を話すなくてどこが悪い」と開き直り、
ついにはコチコチの国粋主義者に
なっていくようなケースも見受けられるわけだが、
そうしたことも全く不必要なことである。

 

まず、このことを理解するのことが大切である。

 

 

英語に対するアレルギーとコンプレックス

日本人の場合には、英語や外国人に対するアレルギーや
変なコンプレックスを感じている人が多くて、
それが英語力の上達を阻害している面が大きい。

 

そうしたアレルギーやコンプレックスのために、
日本人は英語を話せる同胞を見ると
「格好つけやがって」などと心の中で思いがちである。

 

また電車の中や街角で、
外国人と英語ペラペラと話しているバイリンガルなどを見ると、
少なからぬ人々が「この野郎、偉そうに」とでも言いたげな、
憎憎しげな目つきでにらみつけている光景も時折見かける。

 

最近は帰国子女が非常に増えたので、
さすがに減ってきているようだが、数年前までは、
帰国子女の人たちが学校でいじめに遭わないように、
わざわざ英語を下手に発音しようとして
涙ぐましい努力をしていた、という話もある。

 

しかしそんな馬鹿げた真似をする必要は、
どこにもないのである。

 

彼らは過去に英語を話す必要や機会が多かったから、
英語が話せるようになっただけのことなのである。

 

単にそれだけのこと。

 

なので、私たちがそれに対してコンプレックスや
アレルギーを感じる理由は全くない。

 

本当に必要になれば、メリットがコストを上回れば、
私たちにも英語は話すことができる。
(参考記事:英語を話すメリットとデメリット

 

なんといっても私たち日本人は、
世界で最も難しい言語のひとつだと言われている日本語を、
みんな見事に操っているわけなのだから。

 

 

日本人の長所と短所

日本人にも他の民族と同じように、長所と短所がある。

 

そしてもしかしたら、その短所のひとつは、
外国語習得なのかもしれない。

 

しかし一方で日本人は、
その科学技術力では世界有数の民族である。

 

日本の半導体がなかったら、
世界中のコンピューターがここまで発達できなかっただろうし、
日本の”ミニチュア・ボールベアリング”という
極小の部品がなかったら、
アメリカの誇るハイテク兵器は使い物になっていないだろう。

 

アメリカ中央情報局が発表している資料によって、
19世紀の後半と20世紀の後半で
世界の富裕国のベスト20を比較してみると、
そこに名前の出でくる国は大半がヨーロッパ、北アメリカ、
オセアニアの国々で、ほとんどその顔ぶれが変わっていない。

 

しかし日本は、20世紀になって
新たにそのリストに顔を出している。

 

こうしたこと考えれば、その気になりさえすれば
日本人が英語ぐらい話せるようにならないはずはない。

 

ただ基本構文と単語を覚えれば、よいだけのことである。

 

明治以来、日本人は何度となく
世界中の人々を驚嘆させてきた。

 

したがって、やがて日本人が TOEFL の平均点で
他の国々をごぼう抜きし、日本語と英語の両方を
見事に話す国として生まれ変わることだって、
決してありえないことはないのだ。

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カテゴリ:エッセイ 

管理人

profile

英会話力向上を目的とした
英語学習を、人生のライフスタイルの
一貫として研究している。
自らも年に数回、
海外へ出かけることで、
英会話力を向上させている。
趣味は海外旅行、外国人との
国際コミュニケーションなど。


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