英語教育ではまず基礎的な英会話学習から行うべき理由

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どこの国の外国語教育でもたいていはそうなのだが、
まず初級の日常会話が交わせるレベルまでは、
リスニングとスピーキングで会話の授業をやる必要がある。

 

ここでは、英語の世界で日常使われている表現の中から、
主要な文型をピックアップして、
それを繰り返し練習していくことになる。

 

How is your mother?

She is fine, thanks.

Please give her my regards.

 

Did you play tennis this afternoon?

Yes, I did. We had a good time.

 

I want this apple.

Do you want this apple?

Yes, I do.

 

初めはこういった基本文型の繰り返しになる。

 

この練習には、教師と生徒との間の対話形式や復唱形式、
あるいは英語音声を使うやり方、
ロールプレイングといわれている、
生徒の間で役割を決めてシチュエーション会話や
短い劇のようなものをやる方法など、
さまざまなやり方が考えられる。

 

これを少なくとも、300時間から500時間くらい行う。

週4、5時間の授業なら、約2年間ぐらい。

 

 

 

したがって現在のように、
中学一年生から英語を始めるとすれば、二年生までは
文法は会話文の効率的な理解に必要な程度に留めて、
なるべくテキストを使わずに、あくまでもリスニングと
スピーキングを中心に授業を進めていくべきである。

 

これをしっかりと徹底的にやることが大切である。

 

 

 

中学英語の単語数は850語から1000語くらいだが、
英語を学習し始めた段階のレベルで、
まずこの1000語を使っての
英語の運用ができておく必要がある。

これは、もっと単語数が増えてから行おうとしても遅い。

 

外国語を学ぶ場合には、単語が増えてくると、
どうしても母国語での言い方と
同じような難しい文章を考えがちになる。

 

そこで、母国語と同じ表現を行おうとしても、
十分なほどは単語を知らない。

 

そこで、何か言おうとするたびに言葉が詰まってしまう、
という悪循環に陥ってしまうのである。

 

なので入門レベルのうちに、
日常会話の基本的な文型をしっかりと覚え、
その中で英語を運用する方法を
体得しておく必要があるというわけである。

 

 

 

 

基礎となる土台を無視した英語教育

これまでの日本の英語教育では、
これをきちんとやらずに、
すぐに文法とか単語の詰め込み作業に進んでしまうので、
土台があやふやになってしまう。

 

なので日本人は、何年も英語を勉強するのに、
簡単な日常会話の受け答えでさえできなくなってしまう。

 

頭の中に入る順番が間違っているから、
出てくる順番もめちゃくちゃになってしまう。

 

そして結局は英語アレルギーになって、
アメリカ人に英語で話しかけられるのも怖くなり、
終始ビクビクしていなければならなくなってしまう。

 

しかもそのあやふやでグラグラしたままの土台の上に、
大学受験のために必要な文法や単語を
ドンドン詰め込んでいくものだから、
事態がますますひどくなっていく。

 

いくら勉強しても土台がグラグラなのだから、
その上に立派な家など建つはずもない。

 

それでは英語を立派に話せるようになど、なるはずもない。

 

はっきりいって今のやり方なら、
中学、高校では全く英語の勉強やらないほうが
いいくらいだと私は思っている。

 

「いやそんなことはない」と言う人もいるかもしれない。

 

「学校で文法とリーディングをしっかりとやっておけば、
例えば商社マンなどになって会話が必要になっても、
2、3ヶ月集中特訓をやればモノになる」
と彼らは言う。

 

しかしその考え方は間違っている。

 

単語を少ししか知らないうちに、
基本的な英語の運用力をつけなければ絶対に厳しい。

 

 

 

 

私の友人には商社マンや新聞社・通信社の
海外特派員といった人間がいる。

 

もちろん彼らはビジネスでは英語を話す。

 

しかし、プライベートな日常会話まではなかなかできない。

 

それは、彼らの英語の土台があやふやだから他ならない。

その上に英語力を
積み重ねていくことができないのだ。

 

だからこそ、まずは初級の会話を
徹底的にやらなければならない。

 

 

今まではビジネスができればよかったかもしれないが、
これからの日本人には、さまざまな国の外国人と
友人になることが求められる。

 

またそれでなければ、
せっかく英語を学んでもつまらないと思う。

 

それが国際化ということであり、
国際人になるということだと私は考えている。

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カテゴリ:学校英語教育 

管理人

profile

英会話力向上を目的とした
英語学習を、人生のライフスタイルの
一貫として研究している。
自らも年に数回、
海外へ出かけることで、
英会話力を向上させている。
趣味は海外旅行、外国人との
国際コミュニケーションなど。


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