英語の文法の中でも、超シンプルで基本的な文型が
S+Vの形の第1文型といわれるもの。
第1文型ではVの動詞も限定されている。
be 動詞と一般動詞の自動詞しかあり得ないのだ。
be 動詞というのは、am,are,is。
一方、自動詞というのは、
動詞のあとに目的語を必要としない動詞のこと。
簡単に言えば、「私は歩く」は I walk.
「彼女は笑う」は She laughs. というように
「何を」という目的語がなくても自立している動詞をのこという。
例えば、「彼女は私を笑う」というような英文になると、
She laughs at me. となって、
at という前置詞を動詞のあとにつけなければ意味が通じなくなる。
よって自動詞とはすなわち、前置詞を伴う動詞といえる。
「私は駅まで歩く」という英文は、I walk to the station.。
to the station が修飾語になり、文型は I walk と同じ第1文型である。
一方、前置詞を伴わないで名詞をつけるだけで、
「何を」を表す動詞を他動詞という。
「私は英語を学ぶ」は I learn English.という具合に、
Englishをlearn の後に続けるだけで「英語を」という意味になる。
「私は本を読む」であれば I read a book.というふうに、
a bookをreadのあとに続けるだけ。
つまり、他動詞というのは
目的語をつけなければ意味を成さない他力本願の動詞なのである。
第1文型の自動詞は前置詞を必要とし、
他動詞は前置詞のいらない動詞として覚えておこう。
第1文型と第3文型の違いを見分ける
第1文型ーS+V(主語と動詞で完全に意味をなすもの)
The meeting started at nine o'clock.
・・S V
(会議は9時に始まった)
We met on the street by accident.
S V
(私たちは偶然通りで会った)
My appearance changed because of a hard diet.
・・・S V
(きついダイエットで私の外見は変わった)
The present will arrive tomorrow.
・・・S V
(その贈り物は明日届くだろう)
第3文型ーS+V+O(主語が目的語をとるもの)
I had breakfast.
S V O
(私は朝食をとった)
She cancelled her appointment.
・S V O
(彼女は予約をキャンセルした)
I quitted the company.
S V O
(私は会社を辞めた)
I bought a ticket.
S V O
(私はチケットを買った)
カテゴリ:英語文法