英語における実際の会話では、様々な相づちが使われる。
なかでも、相手が言ったことに驚きの気持ちで反応する、
Really?という言い方はとても頻繁に出てくる。
I bought a car last week.
「先週、車を買ったんだよ」
Really?
「本当?」
といった具合である。
友達が宝くじに当たったといって大喜びしている。
I won a loto. Can you believe?
「宝くじが当たったよ。信じられる?」
Really? Congratulations!
「本当? おめでとう!」
あるいは、朝の通勤電車が遅れて、
2時間もかかったといって友達が嘆いている。
It's terrible. It took more than two hours.
「ひどいよ。2時間以上もかかっちゃったよ」
Oh,really? That's tough.
「本当に? 大変でしたね」
といった具合である。
文字で書けばReally?と疑問文の形だが、
実際上は疑問文ではなく相づちである。
Oh,Really?も少し疑問をはさむ感じはあるが、
相づちだと思って構わない。
The car is excellent.
「その車が、じつにいい調子なんだよ」
Oh,yeah?
「あ、そうなの?」
このOh,yeah?には、「そんなに優れものなの?」というニュアンスがあり、
少し疑問を呈しているわけである。
でもそれほど深い意味はない。
いうまでもなく、yeahはyesが変形したもので、
くだけた言い方のときyesはyeahとなる。
覚えておくととても活躍してくれる表現のうち、
最後にひとつだけsame here.という言い方を取り上げておく。
あえて訳せば、「私も同じです」ということ。
もっと自然な日本語でいえば、「こちらこそ」といった感じになる。
I appreciate your participation.
「参加してくれてどうもありがとう」
Same here.
「こちらこそ」
こんなふうに使う。
基本的には相手と同じ気持ちをあなたが持ったときには、
どんな状況でも使える。
相手があなたに手伝ってもらったことを感謝し、
あなたも返って相手に助けてもらったと感じていたら、
Thank you very much for your help.
「手伝ってくれてありがとう」
Same here.
「こちらこそ」
といって返事をすることになる。
おもしろいのは、英語のSame here.のhereも、
日本語の「こちらこそ」の「こちら」も同じように自分のいるところを示す。
そういう意味でも、日本語感覚で使える表現のひとつだといえるだろう。
カテゴリ:初級英会話