英会話における便利で曖昧な表現”Well”の使い方

Sponsored Link

英語における実際の会話には、
どうしてもYesかNoではっきり答えないといけない状況もある。

 

Do you want to have spaghetti?

 

レストランなどではよく出てくる表現である。

 

「スパゲッティにしますか?」と聞かれて、
そうしようと思っているなら、

Yes,I will have some.

などということになるだろう。

 

もちろん短く、

Yes.

とだけ言っても構わない。

 

問題は、違うものを頼もうと思っている場合である。

 

No,I will have pizza.

といってピサを頼む。

 

そんなこともあるだろう。

 

でもこの場合にも、なるべくNoという言い方を避けて、
wellで間を持たせるという方法がある。

 

Well,I'll have pizza.

 

この場合のwellには、実にえもいわれぬ味わいがある。

 

Noと言って始めるよりも、相手への気配りや思いやりが
色濃くにじんんでいるといってもいいだろう。

 

相手が「スパゲティにしますか」と聞いてくれている時に、
Noと指定の言葉をはじめに使うのは、固い感じになる。

 

日本語で言ってみても、

「いいえ、ピザにします」

より

「えーっと、ピザにします」

と言う方が、
その場の雰囲気に合っていることが多いはずである。

 

wellはそういう意味で、
versatileな(様々な器用な働きをしてくれる)単語なのである。

 

また、イエスやノーの代わりとして使うだけでなく、
単にすぐに返事をしたくない時にも大いに働いてくれる。

 

この well という短い言葉を発することによって、
角の立つ言い方を避け、
会話の流れをスムーズにすることになる。

 

しかもこのwellがさらに素晴らしいのは、
答えがイエスでもノーでも、どちらでも使える点である。

 

ニンジンが嫌いな人でも、

Well,I don't like it.

と言えばいいし、好きな人は、

Well,I like it.

と言って、一向に問題ない。

 

要するにwellという単語を発することで、
相手の質問の流れをゆったりと断ち切り、
自分の答えをYes,Noを使ったときに
守らなくてはいけない規則に縛られることなく、
自由な気持ちで言うことができる。

 

Do you think he is a good musician?
「あの人は音楽家としていいと思う?」

これもよくある会話の一種である。

 

musicianがお店(store)に変わっても同じ。

 

シャツでもジーンズでも、なんにでも使える表現方法である。

 

相手になにか聞かれてすぐに答えにくいときは、
無理をしてYesとかNoで即答する必要はないわけである。

 

多くの場合、wellはためらいを表す。

 

したがって極端な場合、

Well~

とだけ言って、そのまま黙ってしまってもよい。

 

これだけで、
「少し言いにくいけれども、賛成できない」
というニュアンスは充分に伝わる。

 

しかも、賛成しかねると思っていることを、
かなり控えめにいようとしている感じまで伝わって、
かなり神経の細やかな人だなという印象まで残せる。

 

よく映画などで、

Well,well,well・・・.

などと、もみ手をしながら言うシーンにお目にかかる。

 

「さて、さて、さて・・・」

という感じである。

 

wellのほかに何も言っていないのだが、
実はこれでも十分メッセージになっている。

 

wellを3つも続けて言う場合、
言われている方が立場が弱く、
言っている方は余裕を持って
次の一手を考えているという構図である。

 

well という単語は、
これでなかなかクセモノぶりを発揮することがある。

 

自分の方が有利な状況にいれば、
ゆっくりとwellを使って時間を稼ぐことができるし、
自分の立場がやや悪くなりそうな時にも、
wellを使うことで、態勢を立て直すことができる。

Sponsored Link

カテゴリ:初級英会話 

管理人

profile

英会話力向上を目的とした
英語学習を、人生のライフスタイルの
一貫として研究している。
自らも年に数回、
海外へ出かけることで、
英会話力を向上させている。
趣味は海外旅行、外国人との
国際コミュニケーションなど。


最近の投稿
Sponsored Link

カテゴリー

ページの先頭へ